A4Abstract Art #027【一点物原画】
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■ タイトル・作品No
A4Abstract Art #027 【一点物原画】
■ 1. コンセプト・ストーリー:チョップド・ノイズと、石の月
古いレコードの音源を細かく切り刻み(チョップ)、パズルのように再構築して新たなビートを生み出す手法。その感覚をキャンバス上で視覚化しました。
夜空の青も、大地のオレンジも、すべてが粗いノイズの粒子となって断片化(ピクセル化)していく世界。情報が氾濫し、すべてが移り変わっていくそのカオスの中央で、まるでコンクリートや石のような無機質な質量を持った「月」だけが、唯一の揺るがない真実として重力を放ち続ける。少しディストピアで、極めてローファイな質感を持つ情景です。
■ 2. 視覚的な「野生」と「理性」のコントラスト
画面全体を覆うのは、パレットナイフで叩きつけるように置かれた青、シアン、オレンジの短いストローク群。一つ一つの絵の具の塊がノイズの粒子となり、コントロール不能な「野生」のエントロピー(熱量)を放ちながら乱舞しています。
対して中央に鎮座するのは、これまで画面を引き締めていた「真っ黒なシルエット」の代わりとなる、重たく冷たい灰白色の球体(月)。今回はこの「一切の感情を排した無機質な質量」を理性のコアとして配置することで、周囲の荒れ狂うモザイク状のノイズを、強力な引力で一枚の絵として繋ぎ止めています。
■ 3. 100枚描く鬼シリーズ、第77作目
100枚という過酷な修練の最終盤。自身の確立したスタイルを自ら解体し、筆跡(ストローク)そのものをサンプリング素材のように扱う、新たな視覚的実験へと踏み込んだマスターピースです。
風景を「面」ではなく「粒(ノイズ)」として捉え直すこのアプローチは、来るべき潜り期間(インプットと沈黙のフェーズ)を前に、物事の解像度をさらに一段階上げようとするアーティストの貪欲な探求心を証明しています。
■ 4. 空間の提案
近くで見ると荒々しい抽象画、少し離れて見ると夜の風景画という二面性を持つこの作品は、飾る空間に「視覚的なギミック」をもたらします。
無機質なモルタル調の壁面や、アイアン素材を用いたヴィンテージ感のある家具と最高にマッチします。近くで絵の具の物質感(ノイズ)の迫力を楽しみ、少し離れた場所から静かな重力(月)を感じる。空間に複雑な奥行きと、ザラついた極上のローファイ・ビートをもたらすアートピースです。
■ 5. 仕様
・サイズ:A4サイズ(210mm × 297mm)
・画材:アクリル絵具
・サイン:直筆サイン入り
・額装:あり(※画像で使用している黒フレーム。そのまま飾っていただけます)
■6.注意事項
・直射日光や多湿の場所は避けてください
・すべて手書き一点ものになりますので、イメージ違いなどお客様都合でのキャンセル、ご返品、ご返金はご遠慮ください。
・色味に関しては修正等はしておりません。(ライティングのみ)ですが、モニターやスマホによっては色味が違う可能性があります。ご了承ください。
・絵の具に付着した汚れやにじみが出る可能性がございます。ご了承ください。
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